宮井です。
患者さまからのご質問の回答を記事にしました。
長い~
-ご質問-
『紫外線が怖いです。
昔の風習?ママは色々と「女」を失う機会が増えて悲しいです。
スキンケアの時間は減るのに、紫外線を浴びる時間は増えますよね。
今ママで散歩に行くので、いいものはありますか?
また対策をしても、普通に紫外線をよく浴びる人は老けやすいですか?
対策をお願いします!』
-回答-
★印にまとめてみました。
紫外線は、
①体にあびると体内で骨を強くする
②衣服、皮膚などを殺菌する
という良い役割がある一方、
③皮膚内でメラノサイトを刺激する
④メラノサイトがメラニンを作る(シミ・ほくろのもと)
という美容的に望ましくない役割があります。
(③④メラニンを作って紫外線を防御するための体のシステムです)
★紫外線をあびるのは一日15分
紫外線を浴びる必要は「ある」のですが、時間は15分くらいで
大丈夫です。それも日焼け止めなどを塗った上からで大丈夫と
言われています。従いまして、外出をされる方はほぼ十分です。
★紫外線を浴びないためには
皮膚の老化の60%は紫外線と言われているほどです。日傘、
サングラス、UV手袋、日焼け止め、帽子、スカーフ、
長そで(黒っぽい色)などを心がけるといいです。とくに目
から入る紫外線には注意が必要です。
★日焼け止めはパウダーファンデーション
SPFの高いものほど良いといいますが、「塗れば安心」
と思いがちです。この時期は汗でも落ちてしまいます。
日焼け止めは肌への刺激も気になりますので、
パウダーファンデーションがよいです。
パウダーファンデーションはリキッドやクリームタイプより
顔料の密度が高いので有効と言えます。
★日焼け後のケアは難しい
一度日焼けをしてしまうと残念ながらそのダメージをとりかえ
すことはほぼ出来ません。それでも最近注目されているのは
ビタミンC誘導体化粧水です。ビタミンCを内服するより効果的
と言われています。
★日焼け前のケアが重要
上にあげました、服装、ファンデーションなどを上手に使うこと
それと日焼け前にビタミンCを内服することもありです。
反対に日焼け後であればほぼ効果がないと言われています。
★鍼治療
当院で行う鍼治療はシミなどを減らすことに協力に有効とは言えませんが
鍼治療に限らず肌質(バリア)を良好にすることは、紫外線の影響を
肌表面でブロックする強さを養うことと同じです。
以上です。
お子さま連れのママさんは、確かに日焼けをする機会が増えてしまいます。
参考にしていただけたら幸いです。また、紫外線対策は一般女性も男性も
同じくケアが必要です。
お子さまにつきましても、紫外線の影響は蓄積によるものですので、同様
にケアをしていただけるとよいと思います。
<横浜の整体・美容鍼 らいふ治療院>
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