2018.10.28 五十肩③ まとめ編
五十肩テスト! 図解あり!
五十肩にならないために、
なってしまった方にも読んでいただきたい!
「五十肩」に関して、インターネットで調べますとかなり詳細に知ることができます。
ですのでここでは、難しい話はナシにしまして五十肩の説明と、五十肩テストについて書きます。
「五十肩」とは、肩にムリがかかった時に、肩の中にケガをしてしまうことです。
ムリのかかり方は、肩の状態が人によって違いますので、ほんの少しのムリでもケガをしてしまう場合があります。
「何もしてないのに、突然肩が痛くなった」と表現されることも多く、二十代でも三十代でも年齢を問わず起こってしまうのはおそらくこのためです。
では、五十肩になりやすい人はどういう人かというと、
①肩の関節が固い人
②猫背の人
③首、肩こりが多い人
ということが言えると思います。
この①~③の人は、
肩が「ある動作」に弱く、ケガをしやすい状態にあります。
自分はどうだろう、と思う方は以下をやってみてください。
※簡単にできる動作ですが、キツかったらムリをしないように気をつけてください。
五十肩テスト 全部で3つ
〔1 たけのこポーズ〕
椅子に座って 背もたれにお尻と背をつけた状態で
お腹の前で両手を合わせ、その手を頭の真上まであげます。(たけのこポーズA)
次に手を離し、今度は横から両手をまっすぐ上げていき、頭の上で両手を合わせます。(たけのこポーズB)
→たけのこポーズA、Bの両方で手のひらが離れてしまっていたり、肘が曲がってしまう人はいませんか?
〔2 ビクトリーポーズ〕
立った状態で、手を腰に当てます。
胸を張り(猫背にならないように)肘を体の前へ持っていきます。
→まず、腰に手を当てた時に肩や手首が痛い人はいますか?
また、肘が体の真横より前にいかない方はいますか?
次に、腰に手をあてたまま、胸を張り(猫背にならないように)今度は肘を後ろに引きます。先ほどとは逆の方向です。
→肘を体の真横より45度くらい後ろに引けない方はいますか?
真後ろ(90度)まで引けると一番良いです。
〔3 背中かゆいポーズ〕
立った状態で左手を後ろにまわし、手の甲を腰の真ん中におきます。
左手の甲を腰(背中)から離さずに、徐々に上げていき、左手で右の肩甲骨をさわります。
左手ができましたら、今度は右手で同じことをやります。
→手の甲を腰に当てただけで、肩が痛い方はいますか?
肩甲骨はさわれましたでしょうか。
肩甲骨を触る指が、中指でしたら一番良いです。
以上の1、2、3をやってみてどれか一つできない場合は、「肩が固い」ということになります。
どれかがとても良くできても、一つできないものがあれば同じです。
「肩が固い」という結果になった方は、できなかった動作を少しずつできるようになっていけば、五十肩予備軍から少しずつ遠ざかって行けると言えるでしょう。
肩が柔らかい方でも五十肩になる方はいますが、「肩が固い」状態から脱することは五十肩にならないために、まず最初にとても重要です。
というわけで、今回はまとめ編でした。
長いあいだ、読んでくださってありがとうございました。
下に、テストの絵を載せてみましたので参考にしてみてください。
丁寧に描いたつもりですが、絵が下手なことは多めに見てくださいね。
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