宮井です。
①からずいぶん経ってしまいました。
関節というものは、私たち以外にもたくさんありまして、
例えば「傘」なんてものがあります。雨や紫外線から守ってくれる傘です。開くだけ!という単純な道具なようですが、広げるとたくさんの関節があることがわかります。実に計算された、フムフムな作りをしています。
この傘の関節、ざっと数えて33個(多分もう少し多い)の関節があります。
傘の寿命、一体どのくらいか…
たぶん、私は傘の寿命を全うさせたことがありません。無くしてしまったり
強風で骨が折れてしまったり、これは寿命というというより事故ですよね。
この傘の機能、ここでは関節としての機能は、おそらく千回開いたり閉じたりしても壊れることはないでしょう。メーカーさんもちゃんとテストしてます。傘振興協会なんてあるんですね。
他に関節といえば、身近なもので「自転車」などがあります。
これは機械の分類になるのかな、便利な道具ですよね。雨さえ降っていなければ、徒歩より何倍もの速さで移動ができます。
関節の数は…無数にあるような気がして数えていませんが、よく故障する箇所としては、チェーンの部分でしょうか。次にブレーキなどのワイヤーの部分。
新品の時代は、不調を感じず軽快に走ります。でも風雨にさらされて一年間くらいでしょうか。
錆がでてきてチェーンの接続部がギシギシとだんだん動きづらくなります。
ここで、しかし!ギシギシチェーンも油を挿せばまたスムーズに!私は5◯6なんて使います。
手入れをすれば、あの金属のギシギシすら新品のように復活するんですね。おそらくですがギシギシのまま使っていたら、金属同士が擦りあって、ついには切れるのでしょう。
本題とはひどく逸れてしまいましたが・・・
傘や、自転車、道具には想定された使い方があって、その通りに使っていれば、なかなか壊れないものなのです。
しかもこの道具というものは、生物や自然界のものをヒントに作られていることがほとんどです。
自然界に、進化の過程で完成されたものは、とても理にかなっていて、しばしばその構造の理屈を人間の研究では解明できないものもあります。
人間の体も同じで、長い進化の過程で変化してきました。人間の体って素晴らしい…、肩の関節は素晴らしい…。主観の渦です。
ここに結ぶために、こんなに長くなってしまいました。
(余談ですが、トンボの羽は現在研究が進み、飛行機やプロペラの発展のヒントになっていたりします。テレビのネタです)
つづく
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